2月11日は建国記念日です。毎年やってくるお馴染みの祝日ですが、そもそも建国記念日って何の日?と思われる方も多いのではないでしょうか。初代天皇とされる神武天皇の即位日が「紀元節」として、制定されたのがと言われています。
建国記念日は何をする日?
家でゆっくりしたり、友達と遊びにでかけたり。いつもの祝日として過ごされるのもいいですが、特に予定が決まっていない方は日本について学んでみてはいかがでしょうか。
学校を卒業してから、自分が住んでいる国についての知識を深める機会は意外と少ないもの。歴史や文化をさらに知っておくことで、何気なく参加している催事や、観光地巡りをより楽しむことに繋がるかもしれません。
建国記念日があるなら犬国記念日があってもいいのではないか。
私はふと思いました。この世界に建国記念日があるのなら、別の世界線に犬国記念日があってもいいのではないか、と(ここからは、私の妄想にお付き合いください)。
ーーーそこはワンちゃんが主体となった世界。
ワンちゃんたちのお仕事は人間を癒やすこと。
人に飼われているという概念はなく、人間界で飼い主とされている存在は、家族でもなくお客様なのです。
お客様、お客様と呼ぶのは煩わしいので、ワンちゃんたちもそれぞれの人間に名前をつけているのです。ポチのお客様はハルオ、ムギのお客様はモモコと呼ばれています。
ハルオはとっても心が温かいお客様。ポチはそんなハルオが大好きだから、真心をもってハルオに接します。仕事から帰ってきたら「お疲れ様」と出迎えるし、ボールを取ってこいと言われたらダッシュで拾いに行きます。
毎日行っている散歩も、太り気味のハルオの健康を考えてのこと。ハルオはテレビゲームをしてばかりだから、ポチが催促をしてハルオを家の外に誘っています。
その結果、ポチは報酬としてハルオからご飯やおもちゃなどを受け取ることができるのです。
ある日、裏庭に出てきたハルオのもとにポチが駆け寄ったときのこと。ハルオの手には電動工具が握られていました。そこには、「BOSCH」の文字が浮かんでいます。
するとハルオは、「大きな音が出るけどごめんね」と一声かけて、木材を切り始めました。おぼつかない手つきに、ポチは「大丈夫かな」と心配そうに見つめています。
このBOSCHのジグソー(GST 90BE/N)は、振動を打ち消すバランシング機構と、ハンドル部に採用されたソフトラバーにより、安定してしっかりと保持することが可能。ダイヤル式電子無段変速スイッチ、木材のスピード切断に対応するオービタル機構、ブロワ機能には風量調整スイッチも付いており、細かな調整をしながら慎重かつ大胆な作業も進められます。
高性能な工具を手に悪戦苦闘しているハルオを心配していたポチですが、終わらない作業にあくびをしてしまいました。ポチの気持ちを知ってか知らずか、ハルオは微笑んで次の工程に移ります。
カットされた木材を、インパクトドライバーを使って次々とつなぎ合わせていきくハルオ。不器用ながらにこの作業は得意なようです。誰にでも得手不得手はあるものです。
「これはKTCのコードレスインパクトドライバ(JTAE115)と言ってね、小型リチウムイオンバッテリーだから、軽くて使いやすいのが特徴なんだ。ティージングスロット付で、回転の微調整もできて、使い心地が抜群なんだよ。それだけじゃなくて、LEDライトも付いているから、暗い場所での作業も行えるのも魅力的。バッテリー残量が一目で分かるインジケーター付きなのもお気に入りのひとつだよ。」ハルオは人間界で、工具屋さんというお仕事をしています。不器用だけど知識はいっぱい。急にペラペラと話しかけられたポチは少しの間キョトンとしていたけれど、ハルオの輝いた目を見てからワンと返事をしました。
ほどなくして、立派な小屋が建ちましたが、まだ屋根に色を塗る作業が残っています。ハルオが選んだ色は、ポチが大好きなスカイブルー。屋根が丁寧に、少しずつ色付くにつれてポチも嬉しさが増していきます。
そして、ペンキが塗り終わり、乾くのを待っている間に、ハルオとポチはフリスビーで遊び回ったり、ハンモックで一緒に昼寝をしたりしました。空は晴れていて、久しぶりのアウトドアを満喫したハルオの癒されゲージはフル充電されました。
日も暮れ始めた頃、ハルオの「できた!」という掛け声が庭に響きました。ポチに向かって、どことなくドヤ顔のハルオ。
ここで、ポチの頭には「喜ぶ」or「喜ばない」の選択肢が思い浮かんでいます。
「喜ぶ」ことでハルオを労うのか、安易に「喜ばない」ことでハルオにさらなる成長を促すのか。
ここで、仕事のできない他犬は前者を選びがち。しかし、ストイック思考のポチはあえて後者を選びました。すぐに小屋には入らず、焦らしに焦らして5分後にようやく入りました。本当は嬉しくて、一目散に駆け込みたかったのですが、それもハルオのためと心を鬼にしてのことです。
人間という生き物にとって、簡単に得られる癒やしよりも苦労をして大きな達成感とともに得られる癒やしの方が大きいことを、ポチは知っています。お客様の健康が、ポチにとっての幸せでもあり、ハルオの成長こそがポチのやりがいでもあるのです。
別の日、ハルオはポチの食事用テーブルを作ってくれると言いました。「いつも床だと食べにくそうだからね」と。
TRUSCOのグラスファイバーメジャーでサイズにを測っているハルオ。
軽量で扱いやすいだけでなく、テープに抗菌加工を施しているので雑菌の繁殖を抑えてくれるこちらのアイテム。グラスファイバー製なので曲面を測ることもできます。
そして、ハルオは犬小屋の時にも登場したBOSCHのジグソーを手に、木材をカットしていきます。使い方を少しだけ学んだようで、作業は前回よりはスムーズに進みます。こうして、不器用ながらに工具を使いながら覚えていくという姿勢が、ハルオの工具屋さんでの真面目な仕事ぶりを表しています。
次に、ハルオはカットされた木材をボンドでくっつけていきます。
こちらのアイテムはコニシの木工用ボンドCH18。速乾性があり、乾燥後はほぼ透明になり、木材接着後に切削加工をしても刃を痛めません。また、ホルムアルデヒドを使用していないので安全性も高い接着剤です。チューブタイプとポリ缶に入っているタイプ等のバリエーションがありますが、家具のようなある程度大きなものを作るのであればポリ缶タイプでハケを使って塗布するのがおすすめです。
今回はあっという間にポチのテーブルが完成しました。背の高いポチにぴったりな高さと、食べやすく角度のついたテーブル。
ポチは嬉しくて、思わず「ワーーーン」と鳴いてしまいました。すぐにハッとした表情で、尻尾をぴーんと立てていましたが、時すでに遅し。ハルオは喜ぶポチの姿を見て、ニコニコしています。ポチは今日くらいはいいかと思い直し、ハルオに思い切り甘えることにしました。
当のハルオはポチのこの反応を、エサの催促だと思ったらしく、「今日からこのテーブルを使って食べておくれ、でもご飯の時間が来るまでもうちょっと待ってね。」とやさしく話しかけました。
夕日が沈む頃、ハルオがお皿を手にポチのところまでやってきました。この日のメニューは、ポチが大好きな缶詰にチーズを乗せた豪華な一品。完成したばかりのテーブルが、最高のご飯によって飾りつけられました。
ポチはハルオの「よしっ」の声を待ちきれず、フライング気味に御飯を平らげました。そして、お腹が満たされたポチは「一生、このお客様を癒していこう」と、改めて心に決めたのです。
犬国を作って行こう!
只今、妄想の世界から戻ってまいりました。
人には人の、ワンちゃんにはワンちゃんの視点があるので、ペットを飼われている方は、どんなことを考えているんだろうと思うことも多いのではないでしょうか。
また、最近では屋外の犬小屋で飼う、というケースは減ってきたかもしれませんね。YouTube動画を見ていても、人間と同じ屋根の下、ふかふかのクッションでぐっすり眠るワンちゃんの姿もよく見かけます。そういった意味でもワンちゃんの生活様式も日々変化しています。
そして、ペットショップに行けば、完成品の犬用グッズがたくさんありますが、愛犬に家具を手作りしてあげるのも素敵な体験だと思います。もし、あたらしい趣味を探されている方は、これをきっかけにぜひチャレンジされてみてください!
工具選びですが、DIYブームも何周かして今ではホームセンターだけではなく百均にまで工具が並んでいます。初めは入門セットのようなアイテムからスタートするのも良いと思いますが、作業中の怪我や完成後の強度を考えるとできるだけしっかりした材料と工具で作られることもおすすめです。
そこであと2点、DIY初心者の方にもおすすめできる製品を紹介させていただきます。
▼BOSCH PUSHDRIVE コードレスドライバー プッシュドライブ ボッシュ
手元のスイッチであらかじめ「正転/逆転」を選択しておけば、対象物に当てて、本体を押し込むだけで回転スタート。全長が僅か182mmのステックタイプで、仕上げの手締めもしやすいスリムデザインです。コードレスタイプにもかかわらず、重さは280gと軽量。電動ドライバーと聞くとハードルが高そうに聞こえますが、こちらは一般家庭にも1台ずつ常備していただきたいほどおすすめアイテムです。
▼KTC コンビハンマー UD7-10
1本で2種類の素材(鉄と樹脂)を備えたコンビハンマー。打撃部は独自の熱処理により、適正な硬さでヘタリ、欠けが発生しにくくなっています。頭部と柄部は強力圧入し、さらにピンを貫通させています。柄部は高級パイプ鋼を使用し、丈夫で軽く、表面はクロムめっき仕上げです。グリップは耐油性の高級樹脂で滑りにくく、握りよい形状に。また、抜けないようにピンで二重安全処理をしています。これが1本あれば、叩く素材に合わせて柔軟にご利用いただけます。
犬国の世界いかがでしたか?
以上が、建国記念日の過ごし方として、日本の歴史や文化に触れるのではなく「犬国の世界を想像してみる」という提案記事でした。
単純に飼っているワンちゃんの気持ちを考えながら、いつものように過ごすだけでもほっこり癒されますよね。
犬国だけでなく、猫国、鳥国、兎国の世界も楽しそうなので、私はまた別の国に旅立ってみようかと思います。