#聞いてみた「BASISが使用している工具は○○でした。」

「あの現場ではどの工具を使っているのだろう」「その工具を使っている理由はなんだろう」そういった疑問を日々抱えつつも、対面販売を行っていないEC専門の当店。今回は、BASIS(ベイシス)様に取材を受けていただき、現場の声を聞いてきました。

BASISのご紹介

BASISの外観

メンテナンスからチューニング、ドレスアップまで、輸入車にまつわるあらゆる事柄を一手に引き受ける頼りになる存在、それが宝塚市にあるベイシスです。アクセスが便利な国道176号線沿いに店舗を構え、カウンターのガラス越しに最新鋭の設備と分厚い知識・経験を使いこなすスタッフの作業風景が見学できます。このスタイルが、ご家族連れや女性オーナーから好感を持たれている理由の一つ。

「BASIS(ベイシス)」という社名は、基礎や土台という意味。基本に忠実でありたい、との願いが込められてのネーミングだとか。一般ユーザーのみならず、同業者から依頼されることも多いと聞けば、誠実な姿勢と確かな技術が息づいていることは明らかでしょう。

BASISが使用している工具は適材適所のブランドでした。


そんなベイシスの精鋭メカニック陣は、KTCやスナップオン、ハゼット、スタビレーを適材適所に用いる実用性重視派。なかには数十年にわたって現役であり続ける工具もあるなど、気に入ったツールはとことん使い倒されているご様子でした。

例えばソケットレンチ。ギア数が多かったり少なかったり、複雑な多角形デザインだったりシンプルなデザインだったり。並べて見ると、工具ブランドごとの違いがよくわかります。

ハンドツールと呼ばれるくらいなので、やはり肝心なのは使用時に生じる感触。指先にどう伝わり、手のひらにどう収まるのか、同じツールをずっと使っているからこそ分かる微妙な感覚を大切にしているそうです。


そして、どんなブランド工具を使っても作業効率が上がらないスペースやパートというものがある、とは古株メカの雁金様はおっしゃいます。その横で、尾添工場長も大きく頷きながら「ぴたりと馴染む工具がなければ即席で作ります」とも。

ハンドル部をぶん回すスペースがなければ柄を削り落とし、ソケットが長すぎて差し込めなければソケットを切断する。自動車ごとに設定されている特殊工具ではなく、自己責任の監修型即席スペシャルツール。

色々なメーカー品が存在する中で、それでもひとりひとりに合う工具を作る(それをユーザーが見つける)ことは難しいことなのだなと感じつつ、こだわりぬいてとことん使いこなされているお二人の言葉から"心底、工具が好きなのだな"という想いが伝わってきました。

取材協力『株式会社BASIS』

住所:兵庫県宝塚市山本丸橋4-79-1
電話:0797-20-1190
時間:10:00〜19:00
定休:月曜、第2日曜日
※2022年4月6日時点

会社HP:https://basis.vc/