
「今行っている作業を、どれくらいの力で締め付けているのか」を測定できる精密工具、トルクレンチ。
正しい強さや適切なトルクでボルトやナットを締めるためには、欠かせないツールです。
とはいえ、エヒメマシンでは500点以上のトルクレンチを取り扱っているため、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、TONE・スタビレー・KTCに限定して選んだ、2022年度版のおすすめトルクレンチ6点をご紹介します。
TONE (トネ) プレセット形トルクレンチ
ダイレクトセットタイプ T4MN140
TONE (トネ) プレセット形トルクレンチ
ダイレクトセットタイプ
T4MN140
「T4MN140」は、TONEのラインナップの中で一押しのボルト・ナット類の締付け専用トルクレンチです。
直接数値を読み取ることができるメカニカル機構のデジタル表示値によりトルク設定が行えるため、従来のように主目盛・副目盛を読み取る必要がありません。
そのため、設定ミスが防止できるほか、締付けトルクの確認や管理にも適しています。
あらかじめ設定したトルク値に達すると「カチッ」という音、または手に軽い「ショック」で知らせてくれるため、「T4MN140CH-QL 」同様、使いやすさは抜群です。
専用の樹脂ケースも付属しています。
TONE (トネ) T4MN140CH-QL 12.7sq.プレセット形トルクレンチ
TONE (トネ) T4MN140CH-QL 12.7sq.
プレセット形トルクレンチ
狭い場所での作業が多い方には、コンパクトヘッドが特徴のトルクレンチ「T4MN140CH-QL」もおすすめです。
「T4MN140」の後発となるこちらの商品は、設計も新しくなっており、ギア数が歯数72枚に増え、送り角5°を実現しました。
見やすい数値表示で、ピタッとトルク値を設定したら、準備完了。設定値に達すると「カチッ」という音と手に軽い「ショック」で知らせてくれます。
検査成績書とトレーサビリティ体系図がセットになった校正証明書が付属しており、品質管理は万全そのもの。どなたでも安心してお使いいただけます。
こちらは本体のみとなり、ケースは付属しておりません。
STAHLWILLE (スタビレー) 730/5QUICK-JP
日本仕様トルクレンチ (6-50NM)
STAHLWILLE (スタビレー)
730/5QUICK-JP
日本仕様トルクレンチ (6-50NM)
人間工学にもとづいた設計と、丈夫で使いやすい仕様が人気のスタビレー製品。中でも、トルクレンチは世界的に高く評価されています。
規定トルクに達した瞬間のみ負荷がかかる「板バネ」構造を採用しているため、バネが劣化しづらく、トルク測定後も数値をゼロにリセットせずに使えます。
スタビレーのトルクレンチなら、小さなトルク値でも「ガキッ」と鳴る音と、手に伝わる感触でオーバートルクが防げます。そのため、作業現場など音が聞き取りづらい環境にも最適です。
そんなスタビレー製トルクレンチの中でも、N.m(ニュートンメーター)表示のみの日本仕様で作られているのがこちらの「730/5QUICK-JP」です。
ロックレバーを押し下げて、トルク目盛りをスライドさせるだけで、トルク設定が簡単にできます。ハードに使用されるユーザーにとっては、少しの時間短縮が積み重なり、大きな効率化にもつながるのではないでしょうか。
また、ヘッドは交換式のため、用途に合わせて多彩なインサートツールを使用可能。さらに便利に使いやすくなりました。
製品には成績証明書が入っているため、品質も万全。有償にはなりますが、トルクレンチの校正も可能です。
なお、メモリが見れるルーペ(拡大鏡)については、生産ロットによって無くなる場合があるためご注意下さい。
STAHLWILLE (スタビレー)トルクレンチセット
721QR/20/3/1QUICK-JP 40-200Nm
STAHLWILLE (スタビレー)トルクレンチセット
721QR/20/3/1QUICK-JP 40-200Nm
現在数量限定セール中の「721QR/20QUICK-JP」は、トルクレンチ (721QR/20QUICK-JP) に加えて、ホイールナットソケット3種類 (17・19・20.8mm) とエクステンションバー130mmもついてくるお得なセットです。
スタビレーのトルクレンチ「721QR」は、さきほどご紹介した「730」の廉価版にあたります。ラチェットヘッドは付属しますが、交換ができない点にご注意ください。
こちらの製品でも、スタビレー特有の「ガキッ」というクリック音は健在。生産ロット次第ですが、メモリが見れるルーペ (拡大鏡) も付いてきます。
これからホイールナット用のトルクレンチを揃えたい方はもちろん、スタビレーの品質をまずは体感してみたいという方のエントリーセットとしてもおすすめです。
KTC CMPC3004 12.7sq.プレセット型トルクレンチ 60〜300N・m
KTC CMPC3004 12.7sq.プレセット型
トルクレンチ 60〜300N・m
12.7sq.で幅広いトルクレンジをカバーできるKTCの「CMPC3004 」もおすすめです。
測定しようとするトルク値をあらかじめ設定できるため、連続作業を行う際や目盛りの読み取りが困難な場所で使用する際に効果を発揮します。
独自のプレセット機構により、測定トルク値は端数値まで正確かつカンタンに設定できます。
またロック機構もついているため、トルク値設定後に不注意で誤作動を起こす心配もありません。
ユニオン機構により、プッシュボタン操作でソケットの脱着もラクラク。グリップは滑りにくいローレット加工へと仕様変更されています。
保管や持ち運びに便利な樹脂ケース付きです。
KTC デジタルトルクレンチ デジラチェ 9.5sq. GEK060-R3
KTC デジタルトルクレンチ
デジラチェ 9.5sq. GEK060-R3

ご好評につき、完売いたしました。
KTCの進化形デジタルトルクツール「デジラチェ」の中でも1番人気だった「GWE3-060」。その後継機種にあたるのが、こちらの「GEK060-R3」です。
基本性能が非常に高く、ラチェットハンドルと同じような感覚で早回し作業もできます。
音と光でトルクをチェックし、さらにピークホールド機能により正確な締め付けができたかどうか、目視でも確認可能。
かけたトルクをデジタル表示でリアルタイムに確認できるため、シビアなトルク管理にぴったりです。
N・mをkgf・m、lbf・in、lbf・ftの単位に換算できる機能がついているため、旧車や外車の整備でも問題ありません。
また、ラチェットヘッド部にはリペアキット (BR3E-K) が使えます。専用樹脂ケースも付いているため、持ち運びも安心です。
まとめ
KTC・TONE・スタビレー、各メーカーから2機種ずつ、おすすめのトルクレンチをご紹介しました。
どれもおすすめのツールばかりなので、これからトルクレンチを購入する方はぜひ参考にして頂けたらと思います。
また、トルクレンチは非常に奥が深い工具です。用途に合った選び方や使い方のポイントなど、基本からおさらいしたい方はぜひ別記事もチェックしてみてくださいね。
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使ったことがない方でも「レンチか.....ボルトやナットを締めるための工具だろうな」という想像はつくかもしれません。しかし、トルクレンチにはそれ以外にも重要な役目があります。どのような場面で活躍するのか、詳しく解説していきます。