知る人ぞ知る国産モンキレンチの先駆「ロブテックス」
ロブスター、エビ印の名前でも多くのユーザーから親しまれています。
そのロブテックスが、10月に開催されていたイベント「FactorISM2021」内でワークショップを行っていたので体験してきました。
FactorISM2021とは......
『「こうばはまちのエンターテイメント」を合言葉に、ものづくりの現場を一般開放し、人々の生活を支え、世界を魅了するものづくりを体験、体感してもらう文化祭のようなイベント』
このイベントは、モノづくりの現場を訪問することで、その面白味や奥深さを肌身で感じることができるのがポイント。
町工場が集まる大阪府東大阪市や八尾市、門真市、大阪市都島区、そして堺市にあるモノづくり企業がこぞって参加しており、工場見学はもちろんワークショップ体験が楽しめるのです。
ロブテックス(ロブスター)では、普段は来場が困難な展示室を案内付きで見学できるだけでなく、リベットという工具を使ってナンバープレートキーホルダーを製作するワークショップも開催していました。
東大阪市の東部に位置し、奈良は生駒山地に臨む瓢箪山(ひょうたんやま)地域にあるロブテックス本社。日本三代稲荷(※諸説あり)のひとつに数えられている瓢箪山稲荷神社のすぐ近くに、拠点を構えられていました。
さっそく手続きを済ませて社内を案内していただくと、普段は拝見することがかなわない展示室へと誘われました。
すると、創業のきっかけとなった両手式バリカンの歴代モデルや巨大モンキレンチ、その鍛造過程におけるバリ付きの未完成品などなど、歴史的工具から最新式工具まで、ありとあらゆるエビ印機械工具がずらりと勢揃い。
その光景、まさしく圧巻の一言。
その後、簡単なアンケート方式のクイズに解答しつつ、部材締結用のリベッターによるナンバープレートキーホールダーの実技体験へ。
手動式と電動式のリベッターの使い心地を実際に比較できるなんて、自称工具好きには堪えられない至福のひと時を味わうことができました。
建物を出る頃には、すっかりエビ印工具の大ファンになってしまいました。
これからもロブスターの商品をどんどん紹介していくので、エビ印ファン、工具好きのみなさまは楽しみにしていただければと思います!