
7月10日は「潤滑油・オイル(OIL)の日」!710の数字を逆さにすると「OIL」に見えることから、全国石油工業協同組合が制定した記念日なんだそうです。
ありとあらゆる機械工具をメンテナンスする際に、潤滑油は欠かせないアイテムですよね。これからの夏場の季節であれば、扇風機のメンテナンスや網戸の滑り改善などの用途でも大活躍です。
今回は、潤滑油の基礎知識に加えて、エヒメマシンおすすめのオイルもご紹介します。
潤滑油とは何なのか?オイルの果たす役割
潤滑油とは何なのか?オイルの果たす役割
潤滑油とは、金属同士が接触するときに起こる摩擦を減らし、機械やギア、蝶番などの動きを良くする油のことです。工具などの使用後の手入れや、自動車や自転車などのメンテナンスに必須のアイテムですね。
機械などの接触部分の摩擦が大きくなると、機械を作動させるためのエネルギーを無駄に消費します。無駄にエネルギーを消費させないために、潤滑油を使って、摩擦や摩耗を防ぐことが大切です。
潤滑油の役割は、機械などをスムーズに動かすだけではなく、サビを防ぎ、稼働している部分を冷やす効果もあります。さらに、稼働部分の隙間を埋める密封作用という役目も果たします。
潤滑油のエンジン内での働き
潤滑油のエンジン内での働き
潤滑油の中でも多くの方になじみがある代表的な商品が、自動車やオートバイに使われるエンジンオイルでしょう。
車にとって、エンジンはもっとも重要な部分です。人の体で例えると「心臓」に当たります。そして、エンジンオイルは血液の役目を果たします。
心臓は血液がないと機能しないことと同様に、エンジンもエンジンオイルがないと稼働はしません。
エンジンオイルは、エンジン内のオイルパンという部分に入っていて、オイルポンプによって汲み上げられエンジンの各所へ送られます。そうしてエンジン各所に送られたオイルは、潤滑の役割はもちろんのこと、密封、冷却、洗浄、防錆といった効果も発揮してくれるのです。
したがって、車を長持ちさせ、本来のパフォーマンスを発揮させたいのであれば、できるだけ質のよいエンジンオイルを使いましょう。
エヒメマシンのおすすめは高級エンジンオイルに専用の添加剤を配合した「TRUSCO(トラスコ)4サイクルエンジンオイル」です。
TRUSCO 4サイクルエンジンオイル1L 粘度10W-30 TO4CN2
TRUSCO 4サイクルエンジンオイル1L
粘度10W-30 TO4CN2
「10W-30」と「10W-40」と2種類の粘度があるため、車種に合った商品を選びましょう。刈払機・芝刈機・チェーンソー・小型発電機といった2サイクル混合ガソリンエンジン用の「2サイクルエンジンオイル」もあります。
潤滑油の種類:オイル成分による性能の違いとは
潤滑油の種類:オイル成分による性能の違いとは
潤滑油は、潤滑が必要な場所や性質によって種類が異なります。潤滑油には、石油などを原料とした鉱物油や動植物から作られるものもあります。 代表的な潤滑油の種類と成分を紹介します。
■ 鉱物油
鉱物油とは、石油から作られる潤滑油のことです。潤滑油の90%以上は鉱物油です。安価で粘度範囲は広く、さまざまな粘度の油が存在します。 精製時に不純物を完全には取り除けないため、熱への安定性は低く、不純物がない合成油に比べると使用範囲が狭まります。
■ 合成油
合成油とは、化学合成によって作られた潤滑油のことです。製造工程で石油原料を分解し、目的に応じて各種精製や合成を行います。種類と製造法は多岐に渡ります。 合成油は、鉱物油と比べて高価で、条件によって性質が劣る点がありますが、鉱物油で能力面に問題がある場合に用いられることがあります。
■ 植物油
植物油とは、植物由来の潤滑油のことです。植物油は人体に対して無害であり、農業用や食品工場用の機械に使われています。最近では、環境汚染防止や環境保全の観点から、鉱油や合成油から動植物油への代替が進んでいます。
■ 動物油
動物油とは、動物由来の潤滑油のことです。代表的なものはラード(豚の油)や牛脂などがあります。ラードや牛脂は古くから使われており、グリースとして使用されています。また、合成油の原料としても使われています。
添加剤の効果・種類について
添加剤の効果・種類について
潤滑油は、基本的にオイル100%ではなく、性能向上や機能付加のために添加剤が混入されています。「OILの日」ということで、オイルに関する知識だけではなく、添加剤についても理解を深めておきましょう。 潤滑油でよく使用される添加剤を3つ紹介します。
■ 清浄分散剤
清浄分散剤は、エンジンなどの不純物を取り除き、エンジン内部を清浄に維持させる役割をもった添加剤です。また、焼き付きや故障を防ぐ役目もあります。
■ 酸化防止剤
潤滑油の酸化を防止するのが酸化防止剤です。酸化防止剤によって、酸化による温度上昇や腐食などを防ぐことができます。
■ 耐荷重添加剤
耐荷重添加剤とは、潤滑油の潤滑性能と耐荷重性能を向上させる添加剤のことです。耐荷重添加剤は摩耗や焼き付きを防止する役割もあります。
エヒメマシンおすすめの添加剤はこれだ!
エヒメマシンおすすめの添加剤はこれだ!
エンジンオイルの添加剤には様々な種類がありますが、実は特許で認証されている商品は1つしかないのをご存知でしたか?あらゆるガソリン、ディーゼル、ハイブリッドエンジンに安全に使用できる唯一無二の燃料添加剤、それが「CATACLEAN エンジンシステム洗浄剤 」です。
CATACLEAN エンジンシステム洗浄剤 カタクリーン 500ml
CATACLEAN エンジンシステム洗浄剤
カタクリーン 500ml
1995年にイギリス・リバプールで設立されて以来、年間120万本の販売実績を誇るカタクリーン社。世界中のユーザーから愛されるエンジンシステム洗浄剤には、特許で認証された8種類の洗浄効果があります。
1.シリンダーヘッド
2.インテークバルブ
3.インジェクター
4.DPF DPR DPD
5.EGRバルブ
6.触媒コンバーター
7.酸素センサー
8.排気システム
燃料タンクに添加するだけで、燃料の組成を変えることなく、最大60%炭素排出量を削減できます。環境にやさしいだけではなく、エンジントルクの向上やパフォーマンスの改善も期待できるので、いつもベストな状態で愛車の乗り心地を楽しみたい方にもおすすめです。
これ1本でプレミアム燃料も不要になるため、コスト対効果の面からもおすすめの添加剤です。
潤滑油の使い方のコツとは?
潤滑油の使い方のコツとは?
潤滑で重要となるポイントは、潤滑管理です。潤滑油は、用途にあわせて正しい量で、適切なタイミングで使う必要があります。
量が多すぎて腐食したり、タイミングが遅くてサビついたりすることがあるので注意しましょう。
潤滑油は、工場だけではなく、ご家庭では、軋むお部屋のドアや開きにくい玄関、自転車やオートバイのチェーンなど多くの場面で使うことができます。
エヒメマシンでは、工場でもご家庭でも使えるスズキ機工の「LSBH01 LS ベルハンマー スプレー 超極圧潤滑剤 420ml」をおすすめしています。
スズキ機工 LSBH01 LSベルハンマー スプレー 超極圧潤滑剤 420ml
スズキ機工 LSBH01 LSベルハンマー
スプレー 超極圧潤滑剤 420ml
スズキ機工は自動機械の設計・制作・メンテナンスを行っているプロ集団。そんなプロ集団が作っているからこそ効果は折り紙付きです。
今までにない極圧潤滑性能で機械装置の初期摩耗を防止にも使えます。さらに潤滑、防湿、浸透にも優れています。
スプレータイプになっており使いやすく、ノズルもついてますので狭いところでも塗ることが可能です。
もし、420mlで量が多いと思う方には100mlのミニサイズ「 LSBH19 LSベルハンマー ミニスプレー 超極圧潤滑剤 100ml」もあります。
スズキ機工 LSBH19 LSベルハンマー ミニスプレー 超極圧潤滑剤 100ml
スズキ機工 LSBH19 LSベルハンマー
ミニスプレー 超極圧潤滑剤 100ml
まとめ
まとめ
今回は、7月10日は潤滑油・オイルの日にちなんで、潤滑油についてご紹介しました!
先ほど紹介した用途以外にも、錆びついたシャッターやガタガタする窓サッシ、これからの季節に必須な扇風機などに使うことができます。ぜひこの夏のメンテナンスに潤滑油を一つ用意しておきたいところですね。
今回ご紹介した潤滑油以外にもエヒメマシンでは様々な商品を取り扱っています。機械工具のメンテナンスにお役立ちのアイテムも多数ありますので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
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